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中長期経営計画・新ブランディングを発表 “つなぐ力”を世界に育む

中長期経営計画・新ブランディングを発表 “つなぐ力”を世界に育む

 

日本バレーボール協会(JVA)は4月2日(火)、中長期経営計画や新しいブランディングを発表するイベント「FORWARD VISION」を実施しました。

 

イベントでは新たな中長期経営計画を発表。中期経営計画では2028年までに、社会貢献、マーケティング、代表強化、競技普及の4つの柱を軸に相互作用を起こしながら成長していく目標を立てました。代表強化で掲げたのが、バレーボールで男女が2024年以降、毎年メダルを獲得。ビーチバレーは2024年、2028年の五輪に男女が出場することや、2026年のアジア大会で女子は優勝、男子は入賞するなどを掲げました。こうして2024年から4年ごとに中期経営計画を制定することで、その先を見据えた2040年までの長期的ビジョンも発表しました。

 

イベント第1部の冒頭、川合俊一会長は「新しくバレーボール協会が変わって、つなぐ力で日本中のバレーボールの仲間をつないでいく、そのためにまずはエンブレムを新しくして見た目から変えていく」と、ブランディングの一環として新たなエンブレムに変更することを発表。

新しいエンブレムは、バレーボール男女日本代表、ビーチバレーボール、世代を問わず全てのカテゴリーで同じものを使用することで、より強くより広く、バレーボール界さらには日本全体をつなげていくという思いが込められています。

 

また、イベントには新しいエンブレムが入ったユニフォームや応援Tシャツを着用した選手も登壇しました。応援Tシャツを着用したバレーボール男子日本代表の西田有志選手は「見慣れていたエンブレムとは違うので新しい気持ち。シンプルで分かりやすくていいと思う」と話しました。バレーボール女子日本代表の関菜々巳選手は、新しいエンブレムが入った練習着について「今回からエンブレムが入るということで新鮮な気持ち。チームとしての一体感が生まれると思う」と話しました。

 

 

第2部は「これからのバレーボールに期待すること」をテーマにトークセッションが行われました。JVAアスリート委員会の荒木絵里香委員は「バレーボールは絶対に1人ではできないので、みんなでどうしたら次の人がいい形でボールを渡せるのか、どうしたら点数が取れるのか話をして協力して、思いやって点数を重ねていくのが醍醐味」とバレーボールの魅力を語りました。また、同じくJVAアスリート委員会の柳田将洋委員長は「一人ひとりの選手が今まで以上に自分自身で発信する力を意識することが大事だと思う」と現役選手の立場から、選手自らが発信することの重要性を説きました。

今後ともJVAの発展にご注目いただきますよう、お願いいたします。