2025男子U16アジア選手権大会 4位で男子U17世界選手権大会出場権を獲得

7月12日(土)からナコンパトム(タイ)で開催された「2025男子U16アジア選手権大会」が19日(日)に閉幕しました。
3戦全勝のC組1位で予選ラウンドを突破した日本は、順位決定ラウンドE組でタイにセットカウント3-0(25-22、25-19、25-16)のストレートで勝利し、インドにはセットカウント3-1(23-25、25-15、25-12、25-22)で勝利し準決勝に進みます。準決勝はイランと対戦に。イランの強打に苦しみセットカウント0-3(20-25、22-25、19-25)のストレートで敗れ、3位決定戦に回ります。3位決定戦は順位決定ラウンドで勝利しているインドとの再戦となりました。

インドとの3位決定戦。第1セット、日本のスパイクミスが続き5点連続ポイントを許し4-11と大きくリードを奪われます。小西出隼翔選手の力強いスパイクから流れを断ち切り、3連続ポイントで8-13と詰め寄りますが、再びミスが重なり15-22と差を広げられると、21-25で第1セットを落とします。
第2セット、日本は序盤から3連続ポイントでリズムを掴み3-0とリードします。中盤には手塚純矢選手の連続ブロックでさらに突き放し、15-9。その後もブロックが機能し、小西出選手、手塚選手のスパイクも冴え25-12でこのセットを取り、セットカウント1-1と追い付きます。
第3セットは再びインドが主導権を握り、4連続ポイントで1-4と先行されます。日本は坂本仁選手のスパイクや相手のミスを突き13-13と追い付きますが、インドに4連続得点を許します。一度は逆転したものの、粘るインドに押し切られ23-25で第3セットを落とします。
第4セットは序盤から6-3とリードする展開に。観客からの「日本コール」を背に、手塚選手、小西出選手を中心に得点を重ね、20-15と終盤までリードを守ります。最後まで集中力を切らさず、25-18で取り返し、勝負は最終第5セットへ突入します。
第5 セット、日本はインドの連続ブロックに苦しみ0-3と出遅れます。手塚選手のバックアタックなどで応戦するも、相手の高いブロックに苦しみ6-9。その後サイドアウトを取り合いますが、最後に3連続ポイントを許し、10-15で敗れました。
なお、決勝戦ではパキスタンとイランが対戦し、セットカウント3-2(22-25、21-25、30-28、25-21、15-10)のフルセットでパキスタンが勝利しました。
本大会を4位で終えた男子U16日本代表チームは、最終成績上位4チームに与えられる、「男子U17世界選手権大会」(2026年開催)の出場権を獲得しました。選手たちの今後の活動に引き続きご声援のほどよろしくお願いします。
最終順位
- パキスタン
- イラン
- インド
- 日本
- インドネシア
- ウズベキスタン
- 韓国
- タイ
- チャイニーズタイペイ
- モンゴル
- 中国
- カザフスタン
- オーストラリア
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