予選ラウンドを全勝で突破 2025女子U21世界選手権大会

「2025女子U21世界選手権大会」が8月7日(木)、スラバヤ(インドネシア)で開幕しました。
予選ラウンドD組の女子U21日本代表は、初戦はチリ相手にセットカウント3-1(25-15、21-25、25-16、25-10)で勝利し、幸先いいスタートを切ると、続くタイにはセットカウント3-0(25-15、25-18、25-17)のストレートで勝利。チュニジアとブルガリアにもそれぞれ、セットカウント3-0(25-18、25-13、25-18)、セットカウント3-0(25-19、25-17、25-12)のストレートで勝利を収めます。予選ラウンド最終戦は、日本と同じくここまで全勝のブラジルとの対戦に。
日本のサーブから始まった第1セットはブラジルに先制点を奪われます。序盤は3連続失点を喫するなど、ブラジルが優位に試合を進めますが、その後上村杏菜選手のサービスエースエースや福村心優美選手のライトからのスパイクが連続で決まるなど、逆転に成功します。デュースまで持ち込みますが、最後はブラジルのブロックに阻まれ、24-26でこのセットを失います。
第2セットは互いにスパイクミスなどが見られ、9-9まで互角の戦いに。上村選手がジャンプサーブで崩し、福村選手のライトからのスパイク、大森咲愛選手のスパイクなどが決まり6連続得点を奪い、先に流れを掴んだ日本が25-17で第2セットを奪い返します。
続く第3セットは序盤から上村選手のレフトからのスパイクなどが決まるなど、日本が優位に試合を進めます。井上未唯奈選手や伊藤一葉選手のクイックも多彩に決まり、最後は日本がブロックで仕留め、25-22でこのセットも連取します。
第4セットは序盤から互いに連続得点を奪い合う展開に。中盤以降も競り合いが続きますが、最後は大森選手がレフトからのスパイクでブラジルのレシーブを崩し、ネットを越えたボールを井上選手がダイレクトで決めて25-22。全勝同士の戦いを制し、予選ラウンドD組を1位で通過しました。
各試合の結果の詳細はこちらからご確認ください。
◆予選ラウンドD組最終順位
1位:日本(5勝0敗)
2位:ブラジル(4勝1敗)
3位:ブルガリア(2勝3敗、勝点7)
4位:タイ(2勝3敗、勝点6)
5位:チリ(2勝3敗、勝点5)
6位:チュニジア(0勝5敗)
予選ラウンドをD組1位で突破した日本は、本日8月13日(水)にRound Of 16でB組4位のクロアチアと対戦します。Round Of 16以降の本大会の全日程はこちらからご確認いただけます。女子U21日本代表の選手たちに引き続きご声援をよろしくお願いします。
写真提供:VolleyballWorld