世界選手権連覇のセルビアに勝利し、予選ラウンドを全勝で終える 2025女子世界選手権大会

「2025女子世界選手権大会」が8月22日(金)から、バンコク他(タイ)で行われています。
FIVB世界ランキング4位(試合開始前時点)のバレーボール女子日本代表チームは、8月27日(水)、同8位のセルビアと対戦し、セットカウント3-1(25-23、30-28、23-25、25-18)で勝利。世界選手権連覇のセルビア相手に白星をあげました。
第1セット序盤は7-3と日本が先行します。セルビアがタイムアウトを取りますが、島村春世選手のサーブレシーブから和田由紀子選手がスパイクを決めるなど、日本が流れを譲りません。セルビアも高さを生かした攻撃で攻め、一時1点差まで追い付かれる場面もありましたが、日本がリードを保ち中盤に突入します。佐藤淑乃選手のスパイクで先に20点台に乗せますが、セルビアに連続得点を奪われ、日本がタイムアウトを要求します。終盤、セルビアがパワーあるスパイクで攻めて同点に追い付かれますが、島村選手のダイレクトアタックで25点目を奪い、25-23で第1セットを先取します。
第2セットも序盤は互いにサイドアウトを取り合う競った展開に。宮部藍梨選手のブロックや石川選手のインナースパイクなどで日本は得点を重ねますが、セルビアが先に流れを掴み8-11と一歩先に出ます。日本も関菜々巳選手のサーブからアウトサイドヒッター陣が躍動し16-17と1点差に迫ると、小島満菜美選手のトスから和田選手が決めて17-17と同点に追い付きます。終盤、セルビアに連続失点を喫しますが、22-23の場面で中川つかさ選手と秋本美空選手を2枚替えでコートに送り込むと、その秋本選手が23点目を奪い再び同点に。デュースの戦いを和田選手のサービスエースとスパイクで制し、30-28でこのセットも連取します。
続く第3セットは和田選手や佐藤選手のスパイクを中心に日本も攻めていきますが、セルビアが高さとパワーのあるスパイクで先行します。なかなか追い付くことができない展開が続きますが、2枚替えでコートに入った秋本選手連続で決めて18-19と1点差まで追い上げます。日本が岩澤実育選手のサーブレシーブなどで最後まで粘りを見せ同点に追い付きますが、ブロックでセットポイントを握ったセルビアがこのセットを23-25で奪い返します。
第4セットは和田選手のスパイクで先制点を上げます。このセットも序盤は互いにサイドアウトを重ね競った展開になりますが、石川選手のサービスエースなどで連続得点を奪い10-6と日本がリードします。粘り強いレシーブでラリーを制して得点を重ね、相手のミスもあり20-15で日本が先に20点台に乗せます。宮部選手のクイックでセットポイントを握ると、最後はブロックが決まり25-18で第4セットを取り、セットカウント3-1で勝利します。
女子日本代表チームは次戦、8月29日(金)に開催国・タイ(同18位)と対戦します。女子日本代表チームに引き続きご声援をお送りください。
<次戦>
日本時間8月29日(金) 日本×タイ
TBS系列(地上波)で23:00から放送、U-NEXTで生配信
<コメント>
和田由紀子選手
「(予選ラウンドの)2戦は自分たちがいいスタートを切れなかったので、この試合でスタートから自分たちのバレーボールをして、勝ち切ることができてよかった。自分自身としてはスタートからいい状態だったわけではなかったので、皆の表情や1点取った時の表情から(2セット目)サーブを打つときにもう1回攻める勇気をもらえた。会場の中に日本の応援をしてくださる声援や、試合中も試合終わった後もたくさん応援の言葉をいただいて、違う国に来ても応援してもらえることに感謝して恩返しができるような試合ができればと思う。(タイ戦も)難しい試合になると思うが、常に自分たちの目標としていることを見失わずに、どんなときも全員で1つになって、日本の強さを見せたい」
宮部藍梨選手
「序盤や前の試合も、あまりミドルのスパイクの決定率が(良くなくて)全然チームに貢献できていなかったので、今日はどんな形であれ終盤で絶対に決めたいと思っていたので、少しでも点数につながったのでよかった。(会場の雰囲気は)たくさんのお客さんが来てくれているし、多くの応援の中でプレーできるのはありがたい。次はタイと当たるのでお客さんの数は多いと思うが、いつもは皆さんの応援を自分たちの力にしてプレーできていたが、次の試合は相手の応援の方が多くなると思うので、流れを自分たちで作ることが大事になってくると思う。タイを応援しに来た人たちにも私たちを応援してもらえるようにやっていきたい。(セルビアは)ミドルの選手も違っていたし、何人か選手が変わっていて、オポジットの選手も違うラインを打ってきていた。過去の試合も見たが、試合で違うところがあったときに、早く自分たちで対応していくことが求められると思うので、次のタイやその他の試合でも対応していきたい」
写真提供:VolleyballWorld
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