チャイニーズタイペイに勝利、世界U-23男子選手権大会の出場権を獲得 第2回アジアU-23男子選手権大会
「第2回アジアU-23男子選手権大会」が5月8日(月)、アルダビール(イラン)で大会7日目を行いました。全日本U-23男子チームはチャイニーズタイペイとセミファイナルラウンド(1-4位)で対戦しセットカウント3-0(25-21、25-19、25-18)で勝利。初の決勝戦進出を果たすとともに、8月18日(金)から8月25日(金)までカイロ(エジプト)にて開催される、「第3回世界U-23男子選手権大会」の出場権を獲得しました!
世界選手権の出場権を懸けた戦いは、5日(金・祝)に順位決定予備戦(1-8位)で勝利したチャイニーズタイペイとの再戦に。第1セット、0-3と相手に先行を許すものの、大竹壱青選手(中央大学4年)のサービスエースなどで8-7とテクニカルタイムアウトを迎えます。中盤は川口太一選手(豊田合成トレフェルサ)、勝岡将斗選手(大阪産業大学3年)が好守を見せ、25-21で第1セットを先取します。第2セット、立ち上がりは相手にリードを許しますが、小野寺太志選手(東海大学4年)のクイックを皮切りに、大竹選手のスパイク、勝岡選手のサービスエースなどで13-11、さらに前セットからコートに入った樋口裕希選手(筑波大学3年)、小野寺選手の連続ブロックなどで16-12。終盤、途中出場の高梨健太選手(日本体育大学3年)のサーブがチャンスボールで戻ったところを大竹選手が決め、25−19でセットを連取します。第3セット、樋口選手、大竹選手のスパイクで8-6、さらに小野寺選手、山崎貴矢選手(早稲田大学4年)のクイックなどで16-10とチャイニーズタイペイを引き離します。中盤には佐藤謙次選手(東海大学3年)と金子聖輝選手(JTサンダーズ)をコートへ送ると、この采配が奏功しブロックで得点を挙げます。最後は大竹選手、勝岡選手のスパイクで25-18。第3セットを奪取しました。
この日行われたセミファイナルラウンド(1-4位)のもう1つの試合では、イランがセットカウント3-0(25-22、25-19、25-20)でタイを下し、決勝戦進出を決めました。イランは日本と同じく今大会無敗を守っており、初代チャンピオンとなった前回大会(2015年)に引き続き、2大会連続での決勝戦進出となります。
日本とイランの決勝戦は、日本時間9日(火)22:00より行われます。第9回ユース(2012年)、第17回ジュニア(2014年)で頂点を勝ち取ってきた「アジア最強世代」のイランに勝利して、世界選手権に弾みをつけたいところです。最後まで全日本U-23男子チームへのご声援をよろしくお願いします!
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