2022AVCカップ男子
- 概要
- 競技日程
- 日本代表メンバー
- 試合結果
概要
大会名称
2022AVCカップ男子
開催期間
2022年8月7日(日)~ 14日(日)
開催地
ナコンパトム(タイ)
会場: Nakhon Pathom Gymnasium
Rajamangala University of Technology Rattanakosin Gymnasium
参加チーム
A組 | ホンコンチャイナ、韓国、タイ |
---|---|
B組 | イラン、 |
C組 | 日本、オーストラリア、インド |
D組 | バーレーン、中国、チャイニーズタイペイ |
競技方法
予選ラウンドでは、出場12チームがA~Dの4組に分かれ、1回総当たり戦を行う。各組の上位2チーム(計8チーム)が2次ラウンド(1-8位)に回る。2次ラウンドの結果を元にセミファイナルラウンド、ファイナルラウンドを行って順位を決定する。
予選ラウンド各組で最下位となったチーム(計4チーム)は、1回総当たり戦による9-12位決定戦を行う。
2次ラウンド(1-8位) 組分け
E組 | A組1位、A組2位、C組1位、C組2位 |
---|---|
F組 | B組1位、B組2位、D組1位、D組2位 |
順位決定方法
各組の順位は、勝利数により決定する。
2チームまたはそれ以上のチームが同じ勝利数で並んだ場合、順位決定の優先順位は下記の通り。
[第1優先] 勝点(※)
[第2優先] セット率(セット率=総得セット/総失セット)
[第3優先] 得点率(得点率=総得点/総失点)
得点率をもってしても2チームが並んだ場合、当該チーム同士の最終戦の勝利チームを上位とする。もし3チームもしくはそれ以上のチームが得点率で並んだ場合、互いが対戦した試合のみに1~3を適用する。
※1試合で与えられる勝点について
セットカウント3-0または、3-1で試合が終了した場合:勝者に3ポイント、敗者に0ポイントが与えられる。
セットカウント3-2で試合が終了した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイントが与えられる。
日本とナコンパトム(タイ)の時差:2時間00分(日本が早い)
予選ラウンド
組 | 日程 | 現地時刻 | 対戦カード |
---|---|---|---|
A | 8月7日(日) | 15:00 | ホンコンチャイナ×タイ |
8月8日(月) | 12:00 | 韓国×ホンコンチャイナ | |
8月9日(火) | 15:00 | タイ×韓国 | |
B | 8月8日(月) | 15:00 | パキスタン×イラン |
C | 8月7日(日) | 12:00 | 日本×インド |
8月8日(月) | 9:00 | オーストラリア×インド | |
8月9日(火) | 12:00 | 日本×オーストラリア | |
D | 8月7日(日) | 9:00 | チャイニーズタイペイ×バーレーン |
8月8日(月) | 18:00 | 中国×チャイニーズタイペイ | |
8月9日(火) | 18:00 | バーレーン×中国 |
2次ラウンド
組 | 日程 | 現地時刻 | 対戦カード |
---|---|---|---|
E | 8月11日(木・祝) | 15:00 | A組1位×C組2位 |
18:00 | C組1位×A組2位 | ||
8月12日(金) | 15:00 | A組1位×C組1位 | |
18:00 | A組2位×C組2位 | ||
F | 8月11日(木・祝) | 9:00 | B組1位×D組2位 |
12:00 | D組1位×B組2位 | ||
8月12日(金) | 9:00 | B組2位×D組2位 | |
12:00 | B組1位×D組1位 |
セミファイナルラウンド
組 | 日程 | 現地時刻 | 対戦カード | |
---|---|---|---|---|
5-8位 | 8月13日(土) | 9:00 | [1]: | E組3位×F組4位 |
12:00 | [2]: | E組4位×F組3位 | ||
1-4位 | 15:00 | [3]: | E組1位×F組2位 | |
18:00 | [4]: | E組2位×F組1位 |
ファイナルラウンド
ラウンド | 日程 | 現地時刻 | 対戦カード |
---|---|---|---|
9-12位決定戦 | 8月11日(木・祝) | 9:00 | A組3位×C組3位 |
8月12日(金) | 9:00 | C組3位×D組3位 | |
8月13日(土) | 9:00 | A組3位×D組3位 | |
7-8位決定戦 | 8月14日(日) | 9:00 | [1]の敗者×[2]の敗者 |
5-6位決定戦 | 12:00 | [1]の勝者×[2]の勝者 | |
3位決定戦 | 15:00 | [3]の敗者×[4]の敗者 | |
決勝 | 18:00 | [3]の勝者×[4]の勝者 |
日本代表メンバー
- 3(C)セッター深津 旭弘FUKATSU, Akihiro
- 堺ブレイザーズ
- 1987/07/23
- 183cm/78kg
- 4オポジット大竹 壱青OTAKE, Issei
- パナソニックパンサーズ
- 1995/12/03
- 202cm/98kg
- 11アウトサイドヒッター富田 将馬TOMITA, Shoma
- 東レアローズ
- 1997/06/20
- 190cm/80kg
- 18アウトサイドヒッター仲本 賢優NAKAMOTO, Kenyu
- パナソニックパンサーズ
- 1997/11/21
- 187cm/80kg
- 21セッター永露 元稀EIRO, Motoki
- ウルフドッグス名古屋
- 1996/06/08
- 192cm/80kg
- 22アウトサイドヒッター樋口 裕希HIGUCHI, Yuki
- 堺ブレイザーズ
- 1996/04/27
- 191cm/85kg
- 24リベロ高橋 和幸TAKAHASHI, Kazuyuki
- ジェイテクトSTINGS
- 2000/01/26
- 170cm/61kg
- 29リベロ藤中 颯志FUJINAKA, Soshi
- 公益財団法人日本バレーボール協会
- 1999/12/02
- 178cm/65kg
- 30ミドルブロッカーエバデダン ラリーEVBADE-DAN, Larry
- 筑波大学4年
- 2000/08/18
- 195cm/86kg
- 37アウトサイドヒッター藤中 謙也FUJINAKA, Kenya
- サントリーサンバーズ
- 1993/07/25
- 188cm/84kg
- 38ミドルブロッカー小野 遥輝ONO, Haruki
- サントリーサンバーズ
- 1995/10/27
- 187cm/79kg
- 39オポジット/アウトサイドヒッター小澤 宙輝OZAWA, Hiroki
- 東レアローズ
- 1997/09/21
- 186cm/82kg
- 40ミドルブロッカー難波 尭弘NAMBA, Takahiro
- 東レアローズ
- 1998/05/01
- 198cm/95kg
- 41ミドルブロッカー山田 大悟YAMADA, Daigo
- 東京グレートベアーズ
- 1998/04/11
- 191cm/83kg
- 監督真保 綱一郎SHIMBO, Koichiro
- 東京グレートベアーズ
- 1972/04/11
- チームマネージャー加藤 敦志KATOH, Atsushi
- Office C&S
- 1959/01/04
- コーチ豊田 昇平TOYOTA, Shohei
- 中央大学
- 1984/10/29
- トレーナー辻 直幸TSUJI, Naoyuki
- 1988/05/02
- トレーナー岡田 貴志OKADA, Takashi
- 株式会社ケッズトレーナー
- 1990/08/18
- アナリスト池原 賢IKEHARA, Ken
- ジェイテクトSTINGS
- 1989/12/28
- ドクター荒木 大輔ARAKI, Daisuke
- 兵庫県立リハビリテーション中央病院
- 1977/08/24
試合結果
最終順位
1位 | 中国 |
---|---|
2位 | 日本 |
3位 | バーレーン |
4位 | 韓国 |
5位 | イラン |
6位 | パキスタン |
7位 | タイ |
8位 | オーストラリア |
9位 | チャイニーズタイペイ |
10位 | インド |
11位 | ホンコンチャイナ |
男子日本代表チーム 個人賞受賞者
ベストオポジット賞 | 大竹壱青選手 |
---|---|
ベストセッター賞 | 深津旭弘選手 |
日本の試合結果
8月14日 日本×中国 決勝
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 0 | 20 | 23 | 22 | ||
中国 | 3 | 25 | 25 | 25 |
【第1セットのスタメン】
- 22アウトサイドヒッター樋口 裕希HIGUCHI, Yuki
- 堺ブレイザーズ
- 1996/4/27
- 191cm/85kg
- 4オポジット大竹 壱青OTAKE, Issei
- パナソニックパンサーズ
- 1995/12/3
- 202cm/98kg
- 38ミドルブロッカー小野 遥輝ONO, Haruki
- サントリーサンバーズ
- 1995/10/27
- 187cm/79kg
- 30ミドルブロッカーエバデダン ラリーEVBADE-DAN, Larry
- 筑波大学4年
- 2000/8/18
- 195cm/86kg
- 3(C)セッター深津 旭弘FUKATSU, Akihiro
- 堺ブレイザーズ
- 1987/7/23
- 183cm/78kg
- 11アウトサイドヒッター富田 将馬TOMITA, Shoma
- 東レアローズ
- 1997/6/20
- 190cm/80kg
- 24リベロ高橋 和幸TAKAHASHI, Kazuyuki
- ジェイテクトSTINGS
- 2000/1/26
- 170cm/61kg
【戦評】
【第1セット】
序盤は富田将馬選手と中国のZhang Jingyin選手(22番)が打ち合い、2-3、4-6、7-8と競り合った。8-8の場面からZhang Jingyin選手(22番)にレフト攻撃を2本決められたが、日本は大竹壱青選手のサービスエース2本などで4点のブレイクを挙げ、13-10とリードに成功した。ところが、Zhang Jingyin選手(22番)のサーブ時にブロック、スパイクミスなどで3連続得点を献上、13-13と同点に並ばれると、Peng Shikun選手(15番)のサーブ時にはZhang Zhejia選手(12番)のBクイック、富田のライト攻撃をブロックされるなど、14-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。セット後半はサイドからの攻撃の応酬でサイドアウトを繰り返し17-17と競ったものの、Yu Yuantai選手(6番)にサービスエースを2本決められ18-20と中国にリードを許した。日本は大竹選手のライト攻撃で19-21と食い下がるも、Yu Yaochen選手(7番)にサービスエースを決められ19-23と再び引き離された。深津旭弘選手に代えて永露元稀選手を前衛で起用し、ブロック力強化を期待するも、大竹選手のサーブがミスとなり20-25で第1セットを落とした。
【第2セット】
第1セットのメンバーから、樋口裕希選手に代えて藤中謙也選手をスタートから起用。
序盤、日本は小野遥輝選手のBクイック、大竹選手のライト攻撃、対する中国はZhang Guanhua選手(19番)のレフト攻撃で、4-4、6-5とサイドアウトを取り合った。Zhang Zhejia選手(12番)にBクイックを決められるが、富田選手がレフトからのコンビネーション攻撃を決めると、相手のスパイクミスもあり8-5と日本のリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。深津選手のサーブ時に3点のブレイクポイントを挙げると、高橋和幸選手を中心とした守備も機能。大竹選手、富田選手のスパイクで10-5とリードを広げた。Yu Yuantai選手(6番)にサービスエースを決められた後も、日本はコンビネーション攻撃で11-7、12-9とリードを守って試合を進め、大竹選手のサービスエース、深津選手のツーアタック、エバデダン ラリー選手のBクイックで16-12とリードを守り、2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかしセット終盤、Dai Qingyao選手(1番)のサーブ時に攻撃を2本連続でブロックされると、Yu Yuantai選手(6番)のスパイクで17-15、さらに失点を重ね17-17と並ばれた。日本は富田選手、藤中謙也選手のスパイク、中国はZhang Jingyin選手(22番)のスパイク、Yu Yaochen選手(7番)のサービスエースで19-19、20-21、23-23と競るが、リリーフサーバーの山田大吾選手のサーブがミスになると、最後は日本のスパイクがミスとなり、23-25で中国にセットを連取された。
【第3セット】
序盤は4-5、7-8 と、前の2セットと同じく競り合いになった。7-8と中国のリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、小野選手のサーブから大竹選手が相手攻撃をブロックし10-11。12-12の場面で連続失点を喫して12-14と中国にリードを許したが、藤中謙也選手のサービスエースを含む連続得点、さらにエバデダン選手のBクイックで16-14と、今度は日本のリードでテクニカルタイムアウトを迎えた。日本は富田選手、藤中選手、エバデダン選手、対する中国はPeng Shikun選手(15番)、Zhang Jingyin選手(22番)の得点で20-22、21-23と競り合ったが、点差を詰め切れず、Yu Yuantai選手(6番)にレフト攻撃を決められ22-25。中国にストレートで敗れ、準優勝で大会を終えた。
8月13日 日本×バーレーン セミファイナルラウンド(1-4位)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 27 | 25 | 25 | ||
バーレーン | 0 | 25 | 15 | 20 |
【第1セットのスタメン】
- 38ミドルブロッカー小野 遥輝ONO, Haruki
- サントリーサンバーズ
- 1995/10/27
- 187cm/79kg
- 11アウトサイドヒッター富田 将馬TOMITA, Shoma
- 東レアローズ
- 1997/6/20
- 190cm/80kg
- 3(C)セッター深津 旭弘FUKATSU, Akihiro
- 堺ブレイザーズ
- 1987/7/23
- 183cm/78kg
- 4オポジット大竹 壱青OTAKE, Issei
- パナソニックパンサーズ
- 1995/12/3
- 202cm/98kg
- 22アウトサイドヒッター樋口 裕希HIGUCHI, Yuki
- 堺ブレイザーズ
- 1996/4/27
- 191cm/85kg
- 30ミドルブロッカーエバデダン ラリーEVBADE-DAN, Larry
- 筑波大学4年
- 2000/8/18
- 195cm/86kg
- 24リベロ高橋 和幸TAKAHASHI, Kazuyuki
- ジェイテクトSTINGS
- 2000/1/26
- 170cm/61kg
【戦評】
【第1セット】
ファーストサーブのエバデダン ラリー選手のサーブから、小野遥輝選手のブロックポイント、富田将馬選手のレフト攻撃などで4連続得点を挙げる好スタートを切り、小野選手のBクイックが決まり8-2で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。バーレーンのABBAS ALKHABBAZ選手(13番)のサーブ時に3点のブレイクを許し9-7とされると、NASER ANA選手(15番)のレフト攻撃、大竹壱青選手のサーブミスで10-10と並ばれた。10-11とバーレーンに一歩抜けられると、NASER ANA選手(15番)のサーブから2点のブレイクで11-14とリードを広げられ、日本はタイムアウトを取った。タイムアウト明けから大竹選手に代わり小澤宙輝選手を投入。その後はサイドアウトを繰り返し、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。後半、小澤選手のサーブから2点のブレイクを奪い17-18と追い上げるも、19-20、19-22とバーレーンの力強い攻撃を受け追い付くことができない。それでも深津旭弘選手のサーブ時に富田選手のレフト攻撃などで23-24 と1点差に迫ると、さらに富田選手のレフト攻撃で24-24と追い付きデュースに持ち込んだ。コートに戻った大竹選手のブロックで25-25としたのち、富田選手のライト攻撃、相手スパイクミスで27-25として、第1セットを先取した。
【第2セット】
大竹選手、樋口裕希選手のサーブでブレイクに成功して6-4、さらに富田選手のレフト攻撃、小野選手のBクイックなどで8-5と1回目のテクニカルタイムアウトとなった。樋口選手のサーブでから連続得点を挙げて10-5とバーレーンを引き離すと、その後は樋口選手のレフト攻撃がよく決まり14-11。さらに小野選手がバーレーンのALI KHAMIS選手(6番)のレフト攻撃をシャットアウト、富田選手がレフトから2段トスを決めて16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、深津選手のサーブからサービスエースを含む連続得点で18-12とすると、大竹選手のブロック、スパイクで22-13とバーレーンをさらに引き離した。最後は樋口選手のレフト攻撃、相手のサーブミスで、25-15とセットを連取した。
【第3セット】
立ち上がりに大竹選手のライト攻撃がブロックされるが、樋口選手のレフト攻撃でサイドアウトを取った。日本はエバデダン選手のBクイック、富田選手のレフト攻撃、対するバーレーンはMOHAMED ABDULLA選手(17番)、NASER ANA選手(15番)のレフト攻撃で、4-4、6-6と競り合ったのち、バーレーンのサーブミスで8-7と日本が一歩リードして1回目のテクニカルタイムアウトとなった。樋口選手のレフト攻撃、MOHAMED ABDULLA選手(17番)のパイプ攻撃、レフト攻撃でサイドアウトを取り合ったのち、ALI KHAMIS選手(6番)にサービスエースを決められ11-11の同点となったが、小野選手がBクイック、樋口選手がレフトから2段トスを決めて16-14で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、深津選手のブロックが決まり18-15 でバーレーンがタイムアウトを要求。さらにエバデダン選手のBクイック、ALI KHAMIS選手(6番)のスパイクミスで20-16となり、再びバーレーンがタイムアウトを取った。日本は深津選手に替えて永露元稀を投入。バーレーンのMAHMOOD ALAFYAH選手(7番)のサーブ時に連続失点を喫し、21-19で日本がタイムアウトを取るが、その後は着実に得点を重ねると、富田選手のサーブから大竹選手のブロックを引き出し、25-20で第3セットを奪取した。
8月12日 日本×タイ 2次ラウンド
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝1敗 |
3 | 25 | 26 | 25 | ||
タイ 1勝2敗 |
0 | 23 | 24 | 11 |
【第1セットのスタメン】
- 37アウトサイドヒッター藤中 謙也FUJINAKA, Kenya
- サントリーサンバーズ
- 1993/7/25
- 188cm/84kg
- 4オポジット大竹 壱青OTAKE, Issei
- パナソニックパンサーズ
- 1995/12/3
- 202cm/98kg
- 40ミドルブロッカー難波 尭弘NAMBA, Takahiro
- 東レアローズ
- 1998/5/1
- 198cm/95kg
- 30ミドルブロッカーエバデダン ラリーEVBADE-DAN, Larry
- 筑波大学4年
- 2000/8/18
- 195cm/86kg
- 3(C)セッター深津 旭弘FUKATSU, Akihiro
- 堺ブレイザーズ
- 1987/7/23
- 183cm/78kg
- 11アウトサイドヒッター富田 将馬TOMITA, Shoma
- 東レアローズ
- 1997/6/20
- 190cm/80kg
- 24リベロ高橋 和幸TAKAHASHI, Kazuyuki
- ジェイテクトSTINGS
- 2000/1/26
- 170cm/61kg
【戦評】
【第1セット】
序盤、深津旭弘選手のサーブ時にブレイクポイントを挙げると、富田将馬選手が連続サービスエースを決めて6-2とリードに成功し、タイがタイムアウトを取った。さらに難波尭弘選手のBクイック、タイのAMORNTEP KONHAN選手(7番)のスパイクミスで8-4として、1回目のテクニカルタイムアウトを取った。エバデダン ラリー選手のBクイック、タイのCHAYUT KHONGRUENG選手(20番)のクイックミスで11-9。深津選手のサーブでADIPONG PHONPINYO選手(17番)のスパイクミスを誘うが、大竹選手のライト攻撃がブロックされた。さらにKANTAPAT KOONMEE選手(16番)にレフトからのカウンター攻撃を決められ13-14とタイに逆転を許したが、大竹選手が連続でライト攻撃を決めると16-14と再びリードして2回目のテクニカルタイムアウトとなった。互いにサイドのコンビネーション攻撃の応酬となった後、ADIPONG PHONPINYO選手(17番)にライト攻撃を決められ17-16と1点差に迫られるが、エバデダン選手のサービスエースで19-16と引き離し、タイがタイムアウトを要求。その後は互いにサイドアウトを取り合うと、難波選手のクイックが止められ21-20 となり今度は日本がタイムアウト。流れは切れず、AMORNTEP KONHAN選手(7番)のサーブ時にブレイクポイントを奪われ22-22と同点に追い付かれた。それでもエバデダン選手のBクイック、藤中謙也選手のサービスエースで25-23とタイを振り切り、第1セットを先取した。
【第2セット】
深津旭弘選手のサーブで3点のブレイクポイントを挙げたが、THANAT BAMRUNGPHAKDI選手(19番)のサーブ時にスパイクミスが出て4-4と並ばれた。富田選手のレフトからのコンビネーション攻撃で得点したものの、KANTAPAT KOONMEE選手(16番)のレフト攻撃、CHATMONGKHON PAKETKAEO選手(2番)のBクイックで5-6とリードを許した。大竹選手がブロックされたが、相手のサーブミスで7-7の同点、さらに難波選手のBクイックで8-7とテクニカルタイムアウトとなった。中盤は9-9、12-12、14-12と互いに譲らないが、エバデダン選手のBクイック、タイのネットタッチで16-14と2回目のテクニカルタイムアウトとなった。その直後にKANTAPAT KOONMEE選手(16番)のサーブで連続得点を献上。17-19となったところで難波選手に代わり小野遥輝選手を投入した。大竹選手のライトからのバックアタック、富田選手のレフト攻撃で19-19と並ぶと、さらに富田選手のサーブで3点のブレイクに成功。藤中謙也選手がレフトから2段トスを打ち抜き22-20とした。セットポイントを取ったところでタイのPRASERT PINKAEW選手(12番)にサービスエースを決められると、さらに大竹選手がブロックされ24-24とデュースに持ち込まれたが、相手にスパイクミスが出て26-24でこのセットも取った。
【第3セット】
立ち上がりにこのセットにスタートから起用された小野選手のサーブでブレイクポイントを挙げると、大竹選手のサービスエースなどで3点のブレイクに成功し6-2とリードした。KANTAPAT KOONMEE選手(16番)にレフト攻撃を決められるが、エバデダン選手のBクイックで8-4 と1回目のテクニカルタイムアウトを取った。深津選手のサーブ時に、自らのサービスエース2得点を含む6点のブレイクを奪い13-6とすると、さらにそこから3連続得点で16-6とし、2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。後半もその勢いを保ち、藤中謙也選手に代って入った仲本賢優選手のレフトからのコンビネーション攻撃、大竹選手のライト攻撃、仲本選手のサービスエースなどで得点を重ねると、最後は大竹選手、小野選手のスパイク、富田選手のブロックで25-11とし、ストレート勝ちを収めた。この結果、2次ラウンドE組を2勝1敗(勝点7)の1位で通過することとなった。
【コメント】
キャプテン・深津旭弘選手
タイのファンの声援が多く、力が湧いた。昨日の敗戦(2次ラウンド韓国戦)は今まで順調すぎたチームにいい経験となった。優勝を目指したい。
藤中謙也選手
この2戦で自分の役割を果たせたと思っている。どの試合でもやるべきことは同じと思っている。
大竹壱青選手
タイの方の大声援が励みになった。昨日の敗戦は切り替えがうまく行ったと思っている。優勝を目指していく。
◆2次ラウンドE組最終順位
1位:日本(2勝1敗、勝点7)
2位:韓国(2勝1敗、勝点5)
3位:オーストラリア(1勝2敗、勝点4)
4位:タイ(1勝2敗、勝点2)
8月11日 日本×韓国 2次ラウンド
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝1敗 |
2 | 18 | 25 | 28 | 25 | 13 |
韓国 1勝1敗 |
3 | 25 | 27 | 26 | 21 | 15 |
【第1セットのスタメン】
- 22アウトサイドヒッター樋口 裕希HIGUCHI, Yuki
- 堺ブレイザーズ
- 1996/4/27
- 191cm/85kg
- 4オポジット大竹 壱青OTAKE, Issei
- パナソニックパンサーズ
- 1995/12/3
- 202cm/98kg
- 40ミドルブロッカー難波 尭弘NAMBA, Takahiro
- 東レアローズ
- 1998/5/1
- 198cm/95kg
- 30ミドルブロッカーエバデダン ラリーEVBADE-DAN, Larry
- 筑波大学4年
- 2000/8/18
- 195cm/86kg
- 3(C)セッター深津 旭弘FUKATSU, Akihiro
- 堺ブレイザーズ
- 1987/7/23
- 183cm/78kg
- 11アウトサイドヒッター富田 将馬TOMITA, Shoma
- 東レアローズ
- 1997/6/20
- 190cm/80kg
- 24リベロ高橋 和幸TAKAHASHI, Kazuyuki
- ジェイテクトSTINGS
- 2000/1/26
- 170cm/61kg
【戦評】
【第1セット】
序盤、日本は難波尭弘選手、エバデダン ラリー選手のクイック、韓国はHEO SUBONG選手(18番)のバックアタック、CHOI MINHO選手(11番)のパイプ攻撃などで競り合った。エバデダン選手のサーブで3点のブレイクポイントを挙げると、さらに大竹壱青選手のバックライトからの攻撃、難波選手のブロックが決まったが、KIM KYUMIN選手(8番)にサービスエースを奪われ8-8と同点に並ばれた。その後、HAN SUNSOO選手(2番)のサーブ時もブレイクポイントを許すが、難波選手がBクイックを決めて11-11とした。さらにKIM KYUMIN選手(8番)のサーブ時に大竹選手のスパイクがブロックされるなど失点を喫し、14-16と韓国のリードで2回目のテクニカルタイムアウトを取られた。終盤、HAN SUNSOO選手(2番)のサーブ時に4点のブレイクポイントで16-22とリードを広げられると、難波選手のCクイックで応戦したものの、18-25でこのセットを落とした。
【第2セット】
韓国にHAN SUNSOO選手(2番)のサーブでサービスエースを含むブレイクポイントを奪われ、1-4と苦しい立ち上がりとなった。日本は早々に選手交代のカードを切り、富田将馬選手に代えて藤中謙也選手を投入。その後、樋口裕希選手のレフトからのコンビネーション攻撃、大竹選手のライトからのバックアタックで返すも、藤中謙也選手のレフト攻撃がブロックされるなど韓国に連続得点を奪われ4-8で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。大竹選手のライト攻撃がシャットアウトされると、コンビネーション攻撃で6-11とされ、日本がタイムアウトを取った。タイムアウト後は互いにコンビネーション攻撃でサイドアウトを取り合い、12-16で2回目のテクニカルタイムアウトを韓国のリードで迎えた。日本はミスが出てリズムに乗れないまま14-18で終盤に突入すると、樋口選手がレフト攻撃で奮起。サーブにまわりサービスエースを含む3点のブレイクを決めて16-19と追い上げた。さらに難波選手のサーブ時に2点のブレイクポイントを挙げると、藤中謙也選手がブロックアウトを取るスパイク、樋口選手がサーブで連続得点を挙げて22-22と同点に並んだ。しかし追い上げたのはここまで。CHOI MINHO選手(11番)のBクイックが決まり韓国にセットポイントを握られると、韓国にサーブミスが出てデュースとなるも、最後は途中出場の小澤宙輝選手のスパイクがミスになり、25-27でセットを連取された。
【第3セット】
立ち上がりから藤中謙也選手を起用。日本に2本のサーブミスが出ると、韓国のLIM SUNGJIN選手(14番)のサーブ時にブレイクポイントを決められ4-8と韓国のリードで1回目のテクニカルタイムアウトとなった。その後もコンビネーション攻撃でサイドアウトを取っても、サーブミスが出て追い上げ切れず7-12と韓国にリードを許した。お互いにブレイクポイントを取った後、深津旭弘選手のブロックが決まるも、12-16と韓国に2回目のテクニカルタイムアウトを取られた。富田選手のレフト攻撃がブロックされ12-17とされると、セット後半は互いのコンビネーション攻撃でサイドアウトを取り合う展開となり、5点差が詰まらない。大竹選手のライト攻撃が決まると、深津選手のサーブで相手ミスを誘い2点のブレイクポイントで21-23と追い上げるが、LIM SUNGJIN選手(14番)のレフト攻撃でマッチポイントを握られた。しかし、ここから富田選手のライト攻撃などで連続得点を挙げて24-24とデュースに持ちこむと、その後も富田の効果的なサーブで25-24と逆転に成功。最後は大竹選手がライトから決め、28-26でこのセットを逆転の末に奪った。
【第4セット】
序盤からサイドアウトの応酬となり、8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、富田選手のサービスエースから連続得点を挙げて10-7と日本が一歩前に出た。選手交代で投入された韓国のHWANG TAEKEUI選手(6番)にサービスエースを決められ10-9と1点差にされるが、韓国にサーブ、スパイクでミスが出て、13-10と日本が再びリードした。その後、大竹選手のサーブでブレイクポイントを挙げると、エバデダン選手のBクイック、韓国のサーブミスで、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。韓国のHWANG TAEKEUI選手(6番)のサーブで2点のブレイクを奪われ18-18と追い付かれたが、終盤に大竹選手のサーブ時でブレイクポイントを挙げて21-19と一歩抜け出し、さらにエバデダン選手のサーブを起点にブレイクポイントを奪って、25-21でこのセットを奪取。フルセットに持ち込んだ。
【第5セット】
ファーストサーブの富田選手のサーブミスから0-3と連続失点を喫しタイムアウトを取った。その後は互いにサイドからのコンビネーション攻撃を決め、4-6、6-8。2点のビハインドを追い上げ切れず9-11で終盤へ。リリーフサーバーで投入された樋口選手のサーブがミスとなり11-13と追い込まれると、最後は立て続けにLIM SUNGJIN選手(14番)にサイドからの攻撃を決められ13-15。2セットダウンから盛り返したものの、逆転勝利には至らなかった。
◆2次ラウンドE組順位表(8月11日終了時点)
1位:日本(1勝1敗、勝点4)
2位:韓国(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
3位:オーストラリア(1勝1敗、勝点3、セット率=0.750)
4位:タイ(1勝1敗、勝点2)
8月9日 日本×オーストラリア 予選ラウンド
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 27 | 25 | 25 | ||
オーストラリア 1勝1敗 |
0 | 25 | 15 | 14 |
【第1セットのスタメン】
- 22アウトサイドヒッター樋口 裕希HIGUCHI, Yuki
- 堺ブレイザーズ
- 1996/04/27
- 191cm/85kg
- 4オポジット大竹 壱青OTAKE, Issei
- パナソニックパンサーズ
- 1995/12/03
- 202cm/98kg
- 40ミドルブロッカー難波 尭弘NAMBA, Takahiro
- 東レアローズ
- 1998/05/01
- 198cm/95kg
- 30ミドルブロッカーエバデダン ラリーEVBADE-DAN, Larry
- 筑波大学4年
- 2000/08/18
- 195cm/86kg
- 3(C)セッター深津 旭弘FUKATSU, Akihiro
- 堺ブレイザーズ
- 1987/07/23
- 183cm/78kg
- 11アウトサイドヒッター富田 将馬TOMITA, Shoma
- 東レアローズ
- 1997/06/20
- 190cm/80kg
- 24リベロ高橋 和幸TAKAHASHI, Kazuyuki
- ジェイテクトSTINGS
- 2000/01/26
- 170cm/61kg
【戦評】
【第1セット】
序盤はお互いにレセプションが固く、クイックを絡めたコンビネーション攻撃でサイドアウトを取りあうが、難波尭弘選手の相手パイプコンビに対するブロック、クイックで抜け出し8-6でテクニカルタイムアウトとなった。日本は難波選手のサーブでブレイクするも、オーストラリアのKorben Phillips選手(17番)にサービスエースを取られ10-9と1点差まで詰められる。そこからコンビネーション攻撃でサイドアウトを取り合うが、相手のスパイク、サーブにミスが出て16-13と2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。Thomas Heptinstall選手(13番)のサーブで2点のブレイクを許し17-16と迫られるが、日本は長いラリーを制すと富田将馬選手のレフトからのコンビネーション攻撃で18-16とした。終盤、Beau Graham選手(1番)のサーブ時に富田選手のレフト攻撃をブロックされるなど2点のブレイクを奪われ、21-22とリードを許したが、相手のスパイクミス、ネットタッチで23-22と逆転。デュースの末、大竹壱青選手のライトからのコンビネーションで27-25とし、接戦を制した。
【第2セット】
日本はこのセット、第1セットと同じメンバーで臨んだ。
富田選手のサーブ時に3点のブレイクに成功して4-1と波に乗った。次の難波選手のサーブでもラリー中のブロックポイントなどで3点ブレイクすると、さらにエバデダン ラリー選手のBクイックで8-2と1回目のテクニカルタイムアウトを取った。中盤も相手にブレイクを許さず、リベロ・高橋和幸選手の好レシーブでラリーを制すると、大竹選手のライト、樋口裕希選手のレフトからの攻撃で16-8と大きくリードを広げて2回目のテクニカルタイムアウトとなった。終盤、樋口選手に代えて仲本賢優選手、大竹選手に替えて小澤宙輝選手を投入、交代直後はブロックにシャットアウトされる場面もあったが、両サイドからのコンビネーションで加点すると、最後は仲本選手のレフト攻撃で25-15とし、2セット連取した。
【第3セット】
難波選手が最初のサーブでサービスエース、さらに2点のブレイクに成功し、立ち上がりは3-0と日本がペースを握った。第2セットから交代出場した左利きのMatthew Aubrey選手(31番)のサーブ時にブレイクを許すが、エバデダン選手のクイックで8-5と日本リードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、富田選手のサービスエース、さらに大竹選手の強烈なサーブでブレイクに成功すると、16-9と大差で2回目のテクニカルタイムアウトを取った。日本は高橋選手の安定した守備を起点に得点を重ねると、リリーフサーバーで入った仲本選手のサーブを起点に2点のブレイクを奪いさらに20-11とリードを広げた。終盤、樋口選手のレフト、仲本選手のパイプ攻撃がブロックされたが、相手のミスで得点を積み重ねた日本。25-14でこのセットをとり、セットカウント3-0のストレートで勝利した。
この結果、予選ラウンドC組で日本は2勝0敗となり、同組を1位で通過することとなった。
◆予選ラウンドC組最終順位
1位:日本(2勝0敗)
2位:オーストラリア(1勝1敗)
3位:インド(0勝2敗)
8月7日 日本×インド 予選ラウンド
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
インド 1敗 |
0 | 15 | 15 | 15 |
【第1セットのスタメン】
- 22アウトサイドヒッター樋口 裕希HIGUCHI, Yuki
- 堺ブレイザーズ
- 1996/04/27
- 191cm/85kg
- 4オポジット大竹 壱青OTAKE, Issei
- パナソニックパンサーズ
- 1995/12/03
- 202cm/98kg
- 40ミドルブロッカー難波 尭弘NAMBA, Takahiro
- 東レアローズ
- 1998/05/01
- 198cm/95kg
- 30ミドルブロッカーエバデダン ラリーEVBADE-DAN, Larry
- 筑波大学4年
- 2000/08/18
- 195cm/86kg
- 3 (c)セッター深津 旭弘FUKATSU, Akihiro
- 堺ブレイザーズ
- 1987/07/23
- 183cm/78kg
- 11アウトサイドヒッター富田 将馬TOMITA, Shoma
- 東レアローズ
- 1997/06/20
- 190cm/80kg
- 24リベロ高橋 和幸TAKAHASHI, Kazuyuki
- ジェイテクトSTINGS
- 2000/01/26
- 170cm/61kg
【戦評】
【第1セット】
序盤、難波尭弘選手のサーブを起点にブレイクポイントを挙げて先行すると、大竹壱青選手のサーブ時に、サービスエースを含む3点のブレイクポイントで8-2とテクニカルタイムアウトを取った。その後、インドにクイック、ブロックで反撃されるが、富田将馬選手のサーブ時にサービスエース2点を含む3点のブレイクポイントで16-9とし、2回目のテクニカルタイムアウトとなった。その後も富田選手のサイドからの攻撃が冴え優位に試合を進めると、終盤も難波選手のサーブでブレイク、富田選手のサービスエースが決まった。最後は樋口裕希選手のレフトからの攻撃で25-15とした。
【第2セット】
このセットも第1セットと同じメンバーで臨んだ。立ち上がりにエバデダン ラリー選手、難波選手のクイックでリズムを掴むと、深津旭弘選手のサーブ時にブレイクポイントを挙げて8-4で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。富田選手のサーブで相手のミスを誘いブレイクポイントを挙げると、リズムに乗って16-8と2回目のテクニカルタイムアウトとなった。終盤も大竹選手のサーブで効果を取り、難波選手のブロック、大竹選手のバックライトからの攻撃、樋口選手のミドルからのバックアタックで23-12とした。インドにサービスエースなどで3点のブレイクポイントを許すが、最後は大竹選手のライトからの攻撃やブロックが決まり、25-15で2セット連取した。
【第3セット】
前の2セットから、富田選手に代えて藤中謙也選手、深津選手に代えて永露元稀選手を起用。
インドのサーブ時にブレイクポイントを許し1-3と相手のリズムでセットが始まった。それでも大竹選手、難波選手の攻撃で追い付くと、樋口選手のサービスエースを含む3点のブレイクポイントで、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後もエバデダン選手、藤中選手のサーブ時にブレイクポイントを奪うと、樋口選手のブロックで得点。さらに難波選手のサービスエースが決まり、16-10で2回目のテクニカルタイムアウトも日本リードで迎えた。その後もリリーフサーバーの仲本賢優選手がサービスエースを含む4点のブレイクポイントを引き出すなど優位に試合を運び、最後は難波選手のBクイックで25-15と試合を締めくくった。