国際大会

女子は銀メダル獲得、男子は4位で大会を終える FISUワールドユニバーシティゲームズ

女子は銀メダル獲得、男子は4位で大会を終える FISUワールドユニバーシティゲームズ

7月16日(水)にベルリン(ドイツ)で開幕した「FISUワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)」のバレーボール競技が、24日(木)に最終日を迎えました。バレーボール女子ユニバシアード日本代表チームは決勝でイタリアに敗れるも、2大会連続の銀メダルを獲得しました。バレーボール男子ユニバシアード日本代表チームは3位決定戦で同じくイタリアに敗れ、4位で大会を終えました。

予選リーグを1セットも落とすことなく勝ち進んだ日本は、クオーターファイナルラウンドでチャイニーズタイペイと対戦し、セットカウント3-0(25-22、25-21、25-20)で勝利し、セミファイナルラウンドに駒を進めます。セミファイナルラウンドではブラジルと対戦し、セットカウント3-2(29-31、25-17、20-25、25―16、15-10)のフルセットの接戦を制し決勝に進出します。イタリアとの決勝はセットカウント3-1(25-19、21-25、25―16、25-14)で敗れたものの、銀メダルを獲得。前回大会の銀メダルに続き、5大会連続のメダル獲得となりました。

 

女子試合結果

男子ユニバシアード日本代表は、イランの辞退により3チームでの予選リーグとなる中、2連勝でB組を首位で通過します。クオーターファイナルラウンドで、ドイツにセットカウント3-0(25-17、25-10、25-14)のストレートで勝利し、セミファイナルラウンドでポーランドにセットカウント0-3(21-25、24-26、13-25)で敗れ、イタリアとの3位決定戦に回りました。

イタリアとの3位決定戦は第1セット、中盤まで17-17と拮抗した展開となります。麻野堅斗選手のクイックや、柳北悠李選手のライト攻撃も決まり22-21とし、先にセットポイントを握ります。しかし、イタリアも粘りを見せ27-27。そこから互いに一歩も譲らず、サイドアウトが続きます。ここで日本にスパイクミスなどが出て、最後は3枚ブロックにつかまり32-34で第1セットを取られます。第2セットは、髙木啓士郎選手のスパイクレシーブや、加藤亞夢選手のクイックが決まるなど好プレーを見せますが15―17とリードされます。2枚替えで流れを変えようとしますが、19-25で第2セットも取られます。第3セットは高さのイタリアに対して、巧みにブロックアウトを狙うスパイクなどで応酬します。柳北選手がブロックアウトを決め21-21と同点に追い付くと、染野輝選手のスパイクレシーブから麻野選手がハイセットを上げ、藤原直也選手がレフトからスパイクを決め24-22。最後は藤原選手が決め、25-23で1セットを奪い返します。第4セットは、スパイクミスや相手のサービスエース、ブロックなどで5-9。その後もイタリアの勢いは止まらず、5-11とされます。日本は柳北選手に替わり甲斐孝太郎選手、前田凌吾選手に替わり中島健斗選手を投入しますが、点差は広がり8-16となります。日本は2回目のタイムアウトを取るも、流れは変わらず16-25。セットカウント1-3で敗れました。

 

男子試合結果

バレーボール男女ユニバシアード日本代表チームにご声援をお送りくださりありがとうございました。今後の活躍が期待される選手たちに引き続きご注目ください。