
- 3
- アウトサイドヒッター
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 1 | 32 | 19 | 25 | 16 | |
イタリア | 3 | 34 | 25 | 23 | 25 |
チーム | 日本 | イタリア |
---|---|---|
セットカウント | 1 | 3 |
第1セット | 32 | 34 |
第2セット | 19 | 25 |
第3セット | 25 | 23 |
第4セット | 16 | 25 |
第5セット |
【戦評】
【第1セット】
第1セット5-5までサイドアウトの応酬となる。日本のブロックから得点に繋げ12-14と離されない。藤原直也選手のスパイクとサービスエースで17-17と追い付く。ここでイタリアは1回目のタイムアウトを取る。その後、日本は前田凌吾選手に替わり柳北悠李選手,甲斐孝太郎選手に替わり中島健斗選手が入ると、中島選手が麻野堅斗選手のクイックを積極的に使い、柳北選手のライト攻撃が決まり22-21とする。終盤サイドアウトが続くも、25-24とセットポイントを握る。しかし、イタリアも粘りを見せ27-27。そこからお互いに一歩も譲らずサイドアウトが続き、日本にスパイクミスが重なり最後は3枚ブロックにつかまり、32-34で第1セットを取られる。
【第2セット】
第2セットは、序盤はサイドアウトを取り合う。その後はポーランドが高さを生かした攻撃を決め、7-9とされ日本が1回目のタイムアウトを取る。互いにサーブで攻め、攻撃的な試合となったが、髙木啓士郎選手のスパイクレシーブや、加藤亞夢選手のクイックが決まるも2点差を追いかける展開が続く。その後もイタリアの高さとパワーのある攻撃が次々と決まり21-17と点差が広がる。2枚替えで流れを変えようとするが、最後はイタリアに得点を奪われ19-25で第2セットも取られる。
【第3セット】
第3セットはスタートから柳北選手に起用する。サイドアウトが続き9-10、高さのイタリアに対して巧みにブロックアウトを狙うスパイクなどで応酬する。その後も12-14と追う展開となるが、セッター前田選手のスパイク、藤原選手が相手ライトバックアタックをブロックなどで18-19と食らいつく。そして、柳北選手がライトからブロックアウトを決め21-21と同点に追い付く。すかさずイタリア1回目のタイムアウトを要求する。染野輝選手のスパイクレシーブから麻野選手はハイセットを上げ藤原選手がスパイクを決めると会場は大いに盛り上がり24-22とする。最後は藤原選手がレフトから決め、25-24で1セットを奪い返す。
【第4セット】
序盤は両チームの攻撃が互いに決まるが、スパイクミスがあり3-6とリードされる。その後は相手のサーブポイント、ブロックなどで5-9と点差が広がったところで、日本は1回目のタイムアウトを取る。その後もイタリアの勢いは止まらず、サービスエースなどで5-11とされる。日本は甲斐孝太郎選手、中島健斗選手を投入するが、点差は広がり8-16とされてしまう。日本は2回目のタイムアウトを取るも、流れは変わらず、14-22。最後はパイプ攻撃を決められ16-25となり、セットカウント1-3でイタリアに敗れた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 0 | 21 | 24 | 13 | ||
ポーランド | 3 | 25 | 26 | 25 |
チーム | 日本 | ポーランド |
---|---|---|
セットカウント | 0 | 3 |
第1セット | 21 | 25 |
第2セット | 24 | 26 |
第3セット | 13 | 25 |
第4セット | ||
第5セット |
【戦評】
【第1セット】
序盤、ポーランドのサーブに崩され0-3とリードを許す。その後は藤原直也選手のスパイクで対抗するが、ポーランドの高さとパワーのあるスパイクが次々と決まり3-9とリードを広げられる。日本は1回目のタイムアウトを取るが、相手のサーブにサーブレシーブを崩されて5-10。その後は甲斐孝太郎選手のスパイクアタックが決まり8-13とするも、ポーランドのサーブの勢いは止まらず、日本はペースを掴むことができない。藤原選手のレフト攻撃、パイプ攻撃がブロックに阻まれるなど10-17となる。日本は2回目のタイムアウトを取り、柳北悠李選手を投入する。しかし、甲斐選手のサーブで崩すも、ハイボールをコート奥に決められ、さらにはスピードあるサーブが柳北選手の腕をはじき14-20で終盤に突入する。甲斐選手が2本連続で高いブロックを打ち破り17-22と点差を詰める。さらに、加藤亜夢選手がサービスエースサーブを奪うと、2本目のサーブも相手を崩して麻野堅斗選手がダイレクトで決めるなど粘りを見せるも、最後はポーランドのサーブがサイドライン付近に決まり21-25で第1セットを奪われる。
【第2セット】
柳北選手がスタートから起用される。ポーランドの速いサーブに対応し、藤原選手のパイプ攻撃が決まるなど、複数攻撃の回数が増える。さらに柳北選手のサーブがコートエンドに決まり6-5とリードする。その後は藤原選手、甲斐選手のスパイクがブロックされ8-9と逆転されるが、ブロックされた甲斐選手、藤原選手のポイントで10-11と逆転する。その後加藤選手のサーブが相手のサーブレシーブを崩し、ダイレクトボールを麻野選手がコートに打ち込みポイントを奪い、ポーランドが1回目のタイムアウトを取る。ポーランドの高さとパワーのある強烈なスパイクを髙木啓士郎選手が拾い、前田凌吾選手が積極的に攻撃を仕掛け、柳北選手のパイプ攻撃が決まる。しかし、ポーランドがここから猛攻に合い21-21の同点とされ、日本は2回目のタイムアウトを要求する。藤原選手がブロックで23-22とするが、サーブレシーブを崩され、ハイボールを積極的に打つがアウトになり23-24とセットポイントを握らせる。最後はレフトからスパイクを決められ24-26で第2セットも奪われる。
【第3セット】
このセットの序盤もサーブに苦しみ、ブロックされるなど3-7とリードを許し、日本が1回目のタイムアウトを取る。麻野選手、加藤選手のクイックが決まりも、ポーランドの高さのある攻撃を防げず、8-15。その後も柳北選手に替わり染野輝選手を投入するもブロックに阻まれるなど、リードを広げられる。その後もポーランドの高いブロックに苦しみ10-23。藤原選手がブロックを決めるも最後はポーランドのBクイックが決まり12-25で試合終了。セットカウント0-3で敗れた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
ドイツ | 0 | 17 | 10 | 14 |
チーム | 日本 | ドイツ |
---|---|---|
セットカウント | 3 | 0 |
第1セット | 25 | 17 |
第2セット | 25 | 10 |
第3セット | 25 | 14 |
第4セット | ||
第5セット |
【戦評】
【第1セット】
水町泰杜選手がビーチバレーボールに参加のため欠場の中、D組2位の開催国ドイツとの対戦となった。序盤、互いにサイドアウトを繰り返し8-8。ドイツが高さのあるクイックを決めるが、日本も加藤亜夢選手がAクイックを決め11-11、続いて藤原直也選手がサービスエースを決め12-11。ドイツも粘りを見せ14-14となるも、前田凌吾選手のブロックが決まり18-15となったところでドイツが1回目のタイムアウトを取る。タイムアウト後も加藤選手が2本連続でブロックし、20-15と大きく差を広げる。最後は相手のスパイクがネットを越えず25-17で日本が第1セットを取る。
【第2セット】
第2セット、麻野堅斗選手のブロックなどで有利に試合を進めると相手攻撃がミスとなり5-2となる。ドイツの1回目のタイムアウト後も、甲斐孝太郎選手のサービスエースで10-3。藤原選手のパイプ攻撃、前田選手のサービスエースで21-6と大きくリードをする。その後は麻野選手のクイック、藤原選手のパイプ攻撃が決まり、25-10で日本が第2セットを取る。
【第3セット】
序盤は甲斐選手のスパイクとサーブで得点を重ね5-3。その後は甲斐選手のサーブが日本コートに戻ったところを麻野選手がダイレクトを決めるなど、日本の勢いは止まらず7-3となり、ドイツが1回目のタイムアウトを取る。それでも流れを渡さず藤原選手のサービスエースが決まる。ドイツは積極的なサーブを打つがアウトとなり、17-11と日本がリードを広げていく。その後も麻野選手のクイック、藤原選手のパイプ攻撃が決まり20-11。さらに高木選手のスパイクレシーブから攻撃につなげていく。甲斐選手の攻撃が決まり24-14とすると、最後は相手サーブがミスとなり日本が25-14で第3セットも奪い、ストレート勝ちを飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝0敗 |
3 | 25 | 23 | 25 | 25 | |
チェコ 1勝1敗 |
1 | 21 | 25 | 19 | 16 |
チーム | 日本 2勝0敗 |
チェコ 1勝1敗 |
---|---|---|
セットカウント | 3 | 1 |
第1セット | 25 | 21 |
第2セット | 23 | 25 |
第3セット | 25 | 19 |
第4セット | 25 | 16 |
第5セット |
【戦評】
【第1セット】
水町泰杜選手がタッチアウトを狙ったスパイクが見事に決まりスタート。しかしミスが続き10-10とサイドアウトの応酬となる。その後、チェコが強烈なジャンプサーブで有利にゲームを進めるが、日本も粘りのディフェンスでトランジットを制し15-13とすると、チェコが1回目のタイムアウトを取る。水町選手のサーブで崩し、相手のミスを誘い18-15。その後も日本が主導権を握り、甲斐孝太郎選手のライト攻撃、麻野堅斗選手のクイックで得点を重ねていく。最後は水町選手がライン上にスパイクを決め、25-21で第1セットを取った。
【第2セット】
ゲームの始まりはお互いにサイドアウトを繰り返したが、相手のサービスエースで日本のサーブレシーブを崩され5-7とされ、日本が1回目のタイムアウトを取った。その後はチェコにミスが続き11-12と日本に流れが来たところでチェコが1回目のタイムアウトを取る。加藤亜夢選手のクイックとブロックなどで17-17と追いつくと、柳北選手のスパイクが決まり20-18となり、チェコが2回目のタイムアウトを要求する。チェコにトランジションからライト攻撃を決められ、21-22となったところで日本は2回目のタイムアウトを取った。麻野選手のスパイクがアウトとなり22-23、最後はチェコのスパイクが決まり23-25で取られ、セットカウントを1-1となった。
【第3セット】
メンバーを大きく代え中島健斗選手、水町選手、加藤選手、甲斐選手、藤原直也選手、麻野選手、リベロは髙木啓士郎選手でスタート。セッター中島選手が序盤から甲斐選手を積極的に使い、得点を重ねた。その後は水町選手がパワーのあるサーブを決め4-1となったところでチェコが1回目のタイムアウトを取る。さらに加藤選手のサービスエース、麻野選手のクイック、藤原選手のサービスエースで10-5とする。その後18-13となったところで堺爽人選手を投入する。しかしスパイクミスが重なり、18―15となり1回目のタイムアウトを取る。最後はチェコのスパイクがアウトとなり、25-19。セットカウント2-1となる。
【第4セット】
日本はゲーム序盤から相手のミスにも助けら、水町選手の強烈なスパイク、加藤選手のクイックなどで8-5とリードする。その後はサイドアウトが続き、水町選手が技ありのスパイクで、19-12と点差を広げる。その後も髙木選手の好レシーブ、中島選手の的確な配球と精度の高いトスで相手ブロックに的を絞らせない。その後も甲斐選手のスパイクが決まり、24-15。最後は水町選手のバックアタックが決まり、25-16で日本がセットを取り、セットカウント3-1で勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
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日本 1勝0敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
チリ 0勝2敗 |
0 | 12 | 17 | 19 |
チーム | 日本 1勝0敗 |
チリ 0勝2敗 |
---|---|---|
セットカウント | 3 | 0 |
第1セット | 25 | 12 |
第2セット | 25 | 17 |
第3セット | 25 | 19 |
第4セット | ||
第5セット |
【戦評】
【第1セット】
日本が入っているB組はイランの辞退により3チームでの予選リーグとなり,1日遅れての開幕戦となった。序盤、日本が得点を重ね、6-3となりチリが1回目のタイムアウトを取る。その後も藤原直也選手、加藤亜夢選手の強烈なスパイクが相手コートに決まり流れを渡さない。日本が15-7のところでチリが2回目のタイムアウトを取る。その後も日本が主導権を握り、ブロックタッチから水町泰杜選手、甲斐孝太郎選手が決めてリードを広げる。さらに、セッター前田凌吾選手が冷静に相手ブロックの動きを見て配球し、ブロッカーが少なくなった状況を作り得点を重ねる。最後は前田選手がサーブをフロントコートに落とし25-13で第1セットを取るった。
【第2セット】
水町選手がライト攻撃を1枚ブロックで止め、幸先の良いスタートを切る。日本の流れでゲームは進むも、6-6と拮抗した状態が続く。その後甲斐選手のライトからのバックアタック決まり8-6となり、チリが1回目のタイムアウトを要求する。その後流れは日本のまま、水町選手、藤原線選手を中心に攻撃が決まり20-15とリードする。水町選手に代わって染野輝選手、藤原選手に代わって柳北悠李選手、さらに麻野堅斗に代わって堺爽人選手が入った。最後は替わった柳北選手が相手のライト攻撃をブロックし、25-17で第2セットも奪う。
【第3セット】
メンバーを代え、中島健斗選手、染野選手、堺選手、柳北選手、藤原選手、加藤選手でスタート。セッター中島選手が序盤から柳北選手を積極的に使い,強烈なスパイクが決まる。ディフェンスからのトラジションが決まり10-8とリードをするも、日本にミスが出て10-10同点に追い付かれ、日本が1回目のタイムアウトを取る。両チームサイドアウトが続き13-13で、藤原選手のサービスエースで16-13となり、チリが2回目のタイムアウト。その後も髙木啓士郎選手の好レシーブから染野選手のスパイク、柳北選手のライトからのバックアタック、堺選手のブロックが決まり日本が流れを相手に渡さず、24-18でマッチポイントを迎える。最後は堺選手のクイックが決まり25-19で日本がセットを取り、セットカウント3-0で日本が初戦を勝利した。