- 9
- アウトサイドヒッター
上田市立第五中学校3年
| チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 2 | 28 | 16 | 21 | 25 | 13 |
| 中国 | 3 | 26 | 25 | 25 | 21 | 15 |
| チーム | 日本 | 中国 |
|---|---|---|
| セットカウント | 2 | 3 |
| 第1セット | 28 | 26 |
| 第2セット | 16 | 25 |
| 第3セット | 21 | 25 |
| 第4セット | 25 | 21 |
| 第5セット | 13 | 15 |
【戦評】
【第1セット】
第1セット前半、日本はスタートから早坂理南選手、杉本蓮選手、高橋美心選手のスパイクで得点し、水野加菜選手がクイックとブロックで持ち味を発揮した。一方、中国は両ミドルブロッカーを中心とした攻撃で得点し、互いに譲らず一進一退の展開となった。後半、20-20まで拮抗した展開だったが、中国がクイックとレフトからのスパイク、サーブポイントで得点するも、日本にはトスミスが出て、21-24と中国に先にセットポイントを握られた。しかし、日本はここから高橋美心選手が驚異的なパフォーマンスを見せ、土壇場から逆転に成功し26-25とした。さらに杉本選手のスパイクで追いすがる中国を振り払い、日本が第1セットを28-26で奪った。
【第2セット】
第2セット前半、日本にダブルコンタクトやスパイクミスが出て、中国優位でゲームが進んだ。さらに中国にクイックや高さあるレフトからのスパイクで得点され、日本は6-13と差を広げられた。後半、日本は高橋美心選手のスパイクでサイドアウトを奪うも、中国の両ミドルブロッカーとレフト攻撃に対応ができず、日本は第2セットを16-25で落とした。
【第3セット】
第3セット、日本はS3ローテーションに変更し、さらに杉本選手と高橋美心選手の配置を入れ替えてスタートした。前半、日本は高橋美心選手のスパイクで得点するも、中国のレフトからのスパイクが効果的に決まり、9-13と日本が劣勢となった。後半、日本は高橋美心選手と杉本選手のスパイクで19-20まで追い上げたが、中国のレフトスパイクで得点を重ねられ逆転するに及ばず、日本は第3セットを21-25で落とした。
【第4セット】
第4セット、日本はS6ローテーションに戻してスタートした。2セットを落として迎えた第4セット、日本は意気消沈してもおかしくない状況であったが、前半から高橋美心選手のスパイクや早坂選手のサーブポイント、水野選手のブロックなどで得点し、13-12と互角の戦いとなった。後半に入り、日本はサーブミスとスパイクミスが続き、14-16と逆転を許してしまった。しかし、日本は高橋美心選手と杉本選手のスパイクで22-19と再び優位に立ち、要所で水野選手のブロックや高橋美心選手のスパイクで得点して中国を振り切り、日本は第4セットを25-21で奪い、セットカウントを2-2のイーブンに戻した。
【第5セット】
第5セット前半、日本は、杉本選手と高橋美心選手のスパイクで得点し、6-4と良いスタートを切った。しかし、中国のミドル攻撃とレフト攻撃で一気に4連続得点を奪われ、6-8とリードを許した。後半、日本は粘り強さを発揮し、杉本選手と高橋美心選手のスパイクで13-13とした。日本はここから逆転したいところだったが、中国にクイックを決められてしまい、最後は日本にスパイクミスが出て、13-15と第5セットを落とし、3位決定戦にセットカウント2-3で敗れて、最終順位4位でこの大会を終えた。
| チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 2 | 25 | 19 | 25 | 22 | 8 |
| 韓国 | 3 | 20 | 25 | 15 | 25 | 15 |
| チーム | 日本 | 韓国 |
|---|---|---|
| セットカウント | 2 | 3 |
| 第1セット | 25 | 20 |
| 第2セット | 19 | 25 |
| 第3セット | 25 | 15 |
| 第4セット | 22 | 25 |
| 第5セット | 8 | 15 |
【戦評】
【第1セット】
第1セット前半、スパイクや軟打、ブロックで得点した韓国がいいスタートを切った。しかし日本も杉本蓮選手のサーブポイントや、高橋美心選手や水野加菜選手、早坂理南選手のスパイクで得点し、一気に逆転して13-10とリードした。後半、日本は杉本選手や早坂選手のスパイクなどで19-13まで点差を広げた。しかし、韓国はエースアタッカーにトスを集め、4連続スパイクを決めて19-17まで点差を縮めた。日本は慌てず、この試合好調の水野選手のスパイクとブロック、高橋美心選手のスパイクで加点し、第1セットを25-20で奪った。
【第2セット】
第2セット前半、韓国はスパイクで得点を重ねた。日本も粘りを見せるが、要所で韓国にラリーを奪われ12-13と韓国リードで後半に入った。後半、日本は高橋美心選手や早坂選手、水野選手のスパイクで得点し、一方の韓国もスパイクで得点を重ねる。1点差でゲームが進むが、日本はなかなか逆転できない状況が続いた。18-19から、日本はサーブとトスにミスが出て6連続失点し、第2セットを18-25で落とした。
【第3セット】
第3セット前半、日本は高橋美心選手のスパイクや川口小雪選手のブロックで得点し、6-2とリードした。さらに杉本選手のスパイクやブロックで得点を重ね、13-7と優位に立った。後半に入り、韓国はスパイクから反撃を試みるが、日本は水野選手のスパイクやブロック、杉本選手のスパイクで追いすがる韓国を突き放し、第3セットを25-15で取った。
【第4セット】
第4セット前半、日本は高橋美心選手と杉本選手のスパイク、水野選手のブロックで得点し、13-10とリードした。後半に入り、韓国は移動攻撃を織り交ぜながら得点を重ね21-19と追い上げを見せる。ここから日本は韓国にレフトから3連続スパイクを決められてしまい、21-22と逆転されるとともに、韓国に主導権を渡してしまった。日本は杉本選手のスパイクで追い付こうと試みるが、韓国の勢いを止めることができず、第4セットを22-25で落とした。
【第5セット】
第5セット前半、日本は杉本選手、早坂選手、高橋美心選手のスパイクで得点するものの、トスミス、サーブミス、スパイクミス、サーブレシーブミスと、自チーム内でエラーが頻出し4-7と劣勢に立った。日本は、第4セットで勢いに乗った韓国にスパイクを決められ、7-12とリードを広げられた。日本は劣勢の状況で高橋美心選手にトスを集めるが、最後はその高橋美心選手のスパイクが韓国にブロックされて、第5セットを8-15で落とし、セットカウント2-3でこの試合に敗れた。
| チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 3 | 25 | 25 | 22 | 23 | 15 |
| チャイニーズタイペイ | 2 | 21 | 23 | 25 | 25 | 10 |
| チーム | 日本 | チャイニーズタイペイ |
|---|---|---|
| セットカウント | 3 | 2 |
| 第1セット | 25 | 21 |
| 第2セット | 25 | 23 |
| 第3セット | 22 | 25 |
| 第4セット | 23 | 25 |
| 第5セット | 15 | 10 |
【戦評】
【第1セット】
第1セット前半、日本は早坂理南選手のスパイクやサーブポイント、水野加菜選手のクイックで得点した。一方、チャイニーズタイペイは、得点源である両レフトの選手やオポジットの選手の攻撃をバランスよく展開して得点し、13-13と互いに譲らない展開となった。後半、日本は野﨑音色選手のクイックスや早坂選手のスパイクで点差を広げるが、日本のミスからすぐさま同点に追い付かれ19-19まで一進一退の展開となった。20点以降にリリーフサーバーで起用した中谷音遥選手のサーブポイントと、井上奈々帆選手の効果的なサーブで、日本はわずかにリードを作り、第1セットを25-21で奪った。
【第2セット】
第2セット、日本はミドルブロッカーに川口小雪選手を起用してスタートした。前半、日本は高橋美心選手がスパイク得点を量産し、13-8とリードした。しかし、チャイニーズタイペイのスパイクやクイックが決まり、さらに日本のディグにミスが出て16-16と一気に同点に追い付かれてしまう。後半に入り、日本は17-16の場面で中川礼菜選手と井上選手を2枚替えで起用し、日本が21-19とわずかにリードした。杉本蓮選手と高橋美心選手が最後まで踏ん張ってリードを保ち、日本は第2セットを25-23で取った。
【第3セット】
第3セット、日本はミドルブロッカーに川口選手、オポジットに中川選手を起用してスタートした。前半、日本は水野選手のブロックとクイックス、高橋美心選手のスパイクで7-4とリードした。しかし、相手セッターのツーアタックと、日本のトスミスから連続失点が始まり、チャイニーズタイペイに逆転を許した。後半に入っても日本は、スパイクミスによる失点や、相手のスパイク得点で、12-19まで離された。主導権を奪われた日本は、杉本選手と高橋美心選手のスパイクで猛追するが、チャイニーズタイペイのスパイクを防御できず、第3セットを22-25で落とした。
【第4セット】
第4セット前半、日本は川口選手のブロックや効果的なサーブでブレイク得点を奪い7-3とリードした。しかし、チャイニーズタイペイのクイックスやスパイク、ツーアタックにより同点に追い付かれた。日本はタッチネットやセンターラインを踏み越すミスが出て、12-13と逆転される。後半、チャイニーズタイペイはスパイク得点を重ね、日本は杉本選手と中川選手のスパイクで応戦し、21-21まで一進一退の展開となった。ここからチャイニーズタイペイはツーアタックとスパイクで2点リードした。日本は、高橋美心選手と水野選手のスパイクで食い下がるが、点差が縮まらず、日本は第4セットを23-25で落とした。
【第5セット】
第5セット、チャイニーズタイペイはスパイクとクイックで得点し、日本は川口選手と水野選手のクイック、中川選手のサーブポイントで得点し、拮抗した展開となった。5-5の場面で、チャイニーズタイペイに2連続でスパイクミスが出て日本が2点リード、さらに水野選手が相手のスパイクをブロックして8-5と3点のリードを奪った。ここからチャイニーズタイペイのエースと、日本の杉本選手がスパイク得点を重ね、互いに譲らず13-10までゲームが進んだ。最後は中川選手がダイレクトスパイクを決め、日本は第5セットを15-10で取り、セットカウント3-2でこの試合に勝利した。
| チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
| タイ | 0 | 19 | 16 | 19 |
| チーム | 日本 | タイ |
|---|---|---|
| セットカウント | 3 | 0 |
| 第1セット | 25 | 19 |
| 第2セット | 25 | 16 |
| 第3セット | 25 | 19 |
| 第4セット | ||
| 第5セット |
【戦評】
【第1セット】
第1セット前半、日本は早坂理南選手のスパイクやサービスポイントなどで得点する一方、タイもスパイクで応酬し、15-14と接近したゲーム展開となった。ここから日本は杉本蓮選手の巧みなスパイクで得点し、20-15と接戦を抜け出した。さらに日本はタイの攻撃をブロック&ディグでトランジションチャンスを作り、早坂選手や高橋美心選手のスパイクで得点を重ねた。日本が中盤からのリードを保ち、第1セットを25-19で取った。
【第2セット】
第2セット前半、日本はタイのライトからの攻撃やサーブでポイントを奪われ、一時6-8とリードを許した。しかし、髙橋陽香選手のブロックや相手のスパイクミスですぐに追いつくと、杉本選手のレフトからのスパイクで連続得点を奪い、13-10とリードした。後半、日本は堅いディフェンスから高橋選手や早坂選手のスパイクでリードを広げ18-13と優位な展開に持ち込んだ。ここでキャプテン・伊東花優選手がリリーフサーバーとしてコートに入り、効果的なサーブを打ち込むと、水野加菜選手のブロックポイントを引き出す活躍を見せた。さらに高橋選手のスパイクや早坂選手の3連続サーブポイントで点差を広げ、第2セットを25-16で日本が取った。
【第3セット】
第3セット前半、日本はこの試合好調の早坂選手のライト攻撃と杉本選手のレフト攻撃などで得点を重ね、13-9とリードする展開となった。後半に入っても日本は手を緩めず、早坂選手のスパイクやブロック、杉本選手のスパイクで着実にゲームを進め、第3セットを25-19で取り、セットカウント3-0でこの試合に勝利した。
| チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
日本 3勝0敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
|
イラン 1勝2敗 |
0 | 15 | 19 | 13 |
| チーム | 日本 3勝0敗 |
イラン 1勝2敗 |
|---|---|---|
| セットカウント | 3 | 0 |
| 第1セット | 25 | 15 |
| 第2セット | 25 | 19 |
| 第3セット | 25 | 13 |
| 第4セット | ||
| 第5セット |
【戦評】
【第1セット】
前半、高橋美心選手のスパイクや早坂理南選手のサービスポイント、さらに野﨑音色選手のブロックポイントで13-10とリードする。後半、日本はイランの両サイド攻撃に対するディフェンスを徹底し、トランジションチャンスを作る。早坂選手、杉本蓮選手、高橋選手のスパイクで得点を重ね、勢いそのままに第1セットを25-15で取る。
【第2セット】
日本は高橋選手と早坂選手のスパイクや、野﨑選手の効果的なサーブで得点を奪い8-3とリードする。一方のイランはレフト攻撃やクイック攻撃で応戦するが、日本のディフェンスが上回り、トランジションチャンスで早坂選手や杉本選手のスパイクから得点し13-8とリードを守る。日本は、ディフェンスから高橋選手、杉本選手のスパイクでさらにリードを広げる。キャプテンの伊東花優選手とセッターの井上奈々帆選手の2枚替えも奏功して19-11までリードを広げる。イランに反撃を許し点差を縮められるも第2セットを25-19で奪う。
【第3セット】
杉本選手と早坂選手のサイド攻撃に加えて水野加菜選手のクイックスパイクや髙橋陽香選手のブロックでブレイクし13-8とする。攻撃の手を緩めない日本は早坂選手のスパイク、水野選手のクイックに杉本選手、髙橋選手のブロックで点差を広げる。さらに途中から出場した川口小雪選手のクイックなどでイランを突き放し、第3セットを25-13で取り、セットカウント3-0のストレートで勝利した。
| チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
日本 2勝0敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
|
サウジアラビア 0勝2敗 |
0 | 0 | 0 | 0 |
| チーム | 日本 2勝0敗 |
サウジアラビア 0勝2敗 |
|---|---|---|
| セットカウント | 3 | 0 |
| 第1セット | 25 | 0 |
| 第2セット | 25 | 0 |
| 第3セット | 25 | 0 |
| 第4セット | ||
| 第5セット |
不戦勝で、日本は規定により3-0で勝利となりました。
| チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
日本 1勝0敗 |
3 | 25 | 21 | 25 | 25 | |
|
フィリピン 0勝1敗 |
1 | 17 | 25 | 16 | 20 |
| チーム | 日本 1勝0敗 |
フィリピン 0勝1敗 |
|---|---|---|
| セットカウント | 3 | 1 |
| 第1セット | 25 | 17 |
| 第2セット | 21 | 25 |
| 第3セット | 25 | 16 |
| 第4セット | 25 | 20 |
| 第5セット |
【戦評】
【第1セット】
ゲーム序盤から日本は良いプレーを発揮する。杉本蓮選手のレフトスパイクと野﨑音色選手のクイックスパイク、水野加菜選手のサーブで前半を12-8とリードし主導権を握る。引き続き日本は野﨑選手の好サーブと水野選手のブロックでブレイクを重ね17-10とリードを広げる。20-13の場面で水野選手に代わって中谷音遥選手がリリーフサーバーに入り2連続サービスポイントを取って22-13。このままリードを保ち、第1セットを25-17で取る。
【第2セット】
日本はオポジットを中川礼菜選手から伊東花優選手に代えてスタートする。前半、伊東選手のスパイクや高橋美心選手のブロックで得点を重ねる。対するフィリピンはサーブ&ブロックで日本に圧力をかけて得点を重ねる。お互い譲らず13-13と接近したゲーム展開となると後半、日本はミスが重なり、14-18とリードを許す。そこで伊東選手に代わってセッター髙橋陽香選手、井上奈々帆選手に代えアウトサイドヒッターの早坂理南選手を起用する。その早坂選手のスパイクとブロックで得点を重ねるがあと一歩及ばず、第2セットを21-25で落とす。
【第3セット】
日本はオポジットに早坂選手を起用してスタート。日本はブロック戦術を変更して臨んだことが功を奏し、杉本選手、野﨑選手の連続ブロックポイントでブレイクを重ね13-9とリードする。後半に入っても、早坂選手のスパイク、野﨑選手のブロックで点差を広げ、第3セットを25-16で取る。
【第4セット】
日本はセッターに髙橋選手を起用する。早坂選手が攻守にわたる活躍で得点するものの、スパイクエラーやタッチネットなどで失点し10-13とリードを許す。後半、高橋選手のスパイクやサーブ、早坂選手のダイレクトスパイクで得点し20-18と逆転すると、そのまま押し切って第4セットを25-20で取り、セットカウント3-1でこの試合に勝利した。