
- 38
- アウトサイドヒッター
NECレッドロケッツ川崎
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 (1勝0敗) |
3 | 25 | 25 | 22 | 25 | |
フランス (0勝1敗) |
1 | 20 | 21 | 25 | 23 |
チーム | 日本 (1勝0敗) |
フランス (0勝1敗) |
---|---|---|
セットカウント | 3 | 1 |
第1セット | 25 | 20 |
第2セット | 25 | 21 |
第3セット | 22 | 25 |
第4セット | 25 | 23 |
第5セット |
【戦評】
【第1セット】
日本は山中宏予選手のファーストテンポの攻撃が決まり先制点を奪い、好スタートを切った。しかし、フランスもすぐさま取り返し、第1セット序盤は拮抗した展開に。中盤、日本は深澤つぐみ選手のサービスエースや山口真季選手のブロックポイントなどで13-10とリードした。さらに、深澤選手の強烈なサーブや山口選手のクイック、深澤選手のバックアタックなどミドルエリアからの攻撃展開が有効で、リードを保ったままゲーム終盤を迎えた。終盤、途中交代で入った野中瑠衣選手のサービスエースや、髙佐風梨選手の戦術的なサーブからブレイクを重ね、日本が第1セットを25-21で取った。
【第2セット】
日本はメンバーを変更せずに第2セットに入った。第2セット序盤から中盤まで、深澤選手のサーブや髙佐選手のサーブからのブレイク、長内美和子選手のスパイクで得点を重ねると、さらに、チーム全体で粘り強いディフェンスを見せるなど、日本が随所に良さを発揮し、16-12と4点リードして第2セット終盤を迎える。16-12の場面で、廣田あい選手に替わって安田美南選手が、髙佐選手に替わって河俣心海選手がコートに入った。この2枚替えが成功し22-17までリードを広げた。日本が22点目をとった後、フランスに攻め込まれて点差を詰められたが、そのまま押し切った日本が第2セットを25-21で取った。
【第3セット】
日本はこのセットもスタメンを変更せずにスタートした。第3セット序盤は、フランスのアタックとブロックが良く、日本は1-5と追いかける展開となった。一時、7-7まで日本が追い上げるが、中盤に入るとまた引き離され、10-14とリードされる展開となった。このセットは、フランスのスパイクが好調で、日本が追い付くことができないまま終盤に入った。第3セット終盤、深澤選手に替わって入った野中選手の攻守にわたる活躍で22-23まで追い付くが、フランスを捉えきれず、日本が第3セットを22-25で落とした。
【第4セット】
日本は第4セットも同様のスタメンでスタート。第4セット序盤、日本はサーブの戦術を変更してゲームの主導権を握ろうとする。中盤に入り、そのサーブ戦術が奏功し、フランスのスパイクにミスが出て、日本が11-8でリードする。しかし、フランスも食い下がって追い付き、終盤まで17-17、19-19、22-22と、どちらに転んでもおかしくない展開が続いた。最終盤に、フランスのスパイクミスと、リベロ・川畑遥奈選手のディグから、山中選手のクイックで24-23とリードを奪った。最後は相手にミスが出て、日本が第4セットを25-23で取り、この試合をセットカウント3-1で日本が勝利を収めた。